内省の夏

 

夏休みも残すところあと僅かとなりました。

ふりかえるにはまだ早いとおもいながらも、涼しい風が吹いているためか来週にはtochiの通室日もあるためかおもい返しています。

夏休みに入る前からいろいろと悩むことも多く、そのすべてにおもい至るのが〝あなたは本当にそのままでいいの?〟と大きな存在に問われているようでした。内省の夏でした。落ち込むことも少くありませんでしたが、その度に映画や音楽、本のなかのことばたちに励まされ、また日々のほんの一杯のお茶や風に揺らぐ庭木、掌でくつろぐomochiに癒されていました。

いつも心の奥で、落ち込んでも悩み苦しんでもいいのだよ、大丈夫だよ、楽しくてうれしいことばかりの人生なんておかしいでしょ、と聲がしてました。

 

頭のなかにハテナマークが浮かぶほどの暑さも心模様も酷い夏でしたが、どうやら星の動きとはぴったりだったようです。占星術の記事を読むと日蝕新月、満月のときは〝本当のあなたはそれでいいの〟と問われる時なのだそうです。今夏の暑さも〝占星気象学〟によると火星が地球に近づくと気温は上昇し、大地も乾いてしまうといわれているそうです。

 

辛いことがあっても落ち込むだけじゃなく過ごせたこと、ちょっと成長したかなとおもっています。これから厳しかった夏をきちんと締めくくって実り多い秋を迎えられますように。