魂のこよみ
春雨。春雷。春の嵐。
芽生え。芽立ち。芽ぐむ。
天からのエネルギーが大地へと注ぎ、大地からたくさんの命が沸きだす季節。春、特にイースターは上からのエネルギーと下からのエネルギーが地上で交錯し、混沌と混ざりあうのではないでしょうか。きっと目のよい人には空間にマーブル模様ができているのではないでしょうか。
イースター=キリストの復活祭というとなかなか馴染めず、ずっと違和感を覚えていたのですが、冬が終わり一度死んでしまったかにみえる私の魂の復活、と考えるとストンと府に落ちました。
ルドルフ・シュタイナーのキリスト教的なことばに疑問や反感ばかり抱いていた時期もありましたが、キリスト教圏に生きていた人なので仕方のないことで、実は仏教や道教に通じるところもたくさんある、それこそが人智学なのだなあとおもいます。
まだまだ勉強不足のAnthroposophie。一生をかけて学んでいきたいです。
今日からまた新しい『魂のこよみ』のはじまり。