2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ちゃんちゃんこ

秋霖。刻々と秋が深まっています。雨の日は気温も下がるのでちゃんちゃんこを出してきて羽織りました。 愛用のちゃんちゃんこは、もう20年以上着続けているかもしれません。もともと母が使っていたものですが、お嫁入りするとき「お古でよかったら」と譲り受…

ゴリラさま

昼と夜が半々になる秋の日、近くの珈琲豆屋さんまでtochiと散歩をしました。 良いお天気で少し汗ばむくらいです。近道しようかと、家々の間を縫うようにつくられた遊歩道を通ることにしました。道の行く先は楠や椎の木がたくさん植わった大きな公園です。遊…

赤色

この時季なにか赤いものを目にすると、次の春健康でいられるそうです。 いま目にしているものがそのときばかりでなく、ゆくゆくの自分に影響を与える不思議さ。針灸院へ行くようになってから〝人の体はなんと精巧なのだろう〟と感じるようになりました。的確…

ウサギの刺繍

今年の仲秋の名月は満月ではないと知りました。 tochiの誕生日と重なるので、おだんごをつくってもいいし、ウサギの形のクッキーを焼いてもいいなあとわくわくしています。 ルドルフ・シュタイナーの教育では7歳までは体をつくる時期といわれ、幼児に文字を…

玄鳥去

七十二候では、いまは玄鳥去〝つばめさる〟。 春にやって来た燕たちが南へ帰ってゆく季節になりました。私の家の周りではもう何週間も前から姿を見かけず、代わりに百舌鳥が山からおりてきたらしく、初音をききました。百舌鳥の聲には秋の日差しと静けさが含…

秋のはじめに

昨日は月に一度のtochiの体育の日でした。 駅前公民館までの行き帰り、自転車で走る道にはキキョウやケイトウが咲いていました。これから咲いてゆく萩や金木犀の花も楽しみです。空にも積乱雲ではなく、薄い、すじ雲がかかっていました。 とても涼しかったの…

香炉

お月見に向けて香炉を飾りました。 月をおもわせる、あわい黄色のまあるい香炉は蓋にちょこんとウサギがいます。いまの私にはかわいすぎるのですが、色合いがなんともいえず美しいのでお月見が近づくと忘れず飾ります。この香炉は祖父の墓参に福岡へ行ったと…

ゆがめず

豊かな自然のなかに映し出される土砂が剥き出しになった山。 北海道地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。徐々に電気も復旧し、空港や新幹線も動き始め少しほっとしましたが、まだ行方不明の方々がいて、断水のところもあり… 北海道は高校を卒…

fix you

風がごうごうと吹き付けた夜でした。 台風21号が過ぎた朝、テレビをつけて関西での数々の被害に目を見張りました。大きなトラックが横倒しにされ、車はちゃちなおもちゃのようにひしゃげています。なぎ倒された木々、浸水する土地、燃える車。孤立している空…

憧れの人

身近に憧れている人がいます。 いつも落ち着いていて何事にも動じず、芯の強いまっすぐな方です。背筋もスッと伸びていて丹田も力がみなぎっている感じです。なにかというと動揺してすぐにあたふたしてしまう私とは大違い。 てんびん座のその人をみていると…