ゆがめず

 

豊かな自然のなかに映し出される土砂が剥き出しになった山。

北海道地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。徐々に電気も復旧し、空港や新幹線も動き始め少しほっとしましたが、まだ行方不明の方々がいて、断水のところもあり…

北海道は高校を卒業するときに友達と訪れたことがあります。

空気はカラリと乾いていて空もパキっと澄んでいました。透明な空気を写し撮りたくて使い捨てカメラのシャッターをたくさん押しました。美味しいものもモリモリいただきました。水揚げされたばかりのタコや塩ラーメン、トロサーモン丼、ロシアンティー。お土産に〝白い恋人〟。とても豊かな土地だと感じていました。

 

普段テレビはつけませんが、お天気と7時のニュースはみています。被災地の様子が映されると過酷な状況、惨い景色にまゆをひそめ、顔をしかめている自分に気づきました。

ちょっと待ちなさい。私が落ち込んでも仕方がないでしょ、顔をゆがめているだけではなにも変わらない、苦しい表情をしたいはずの人たちががんばっているのに。自分で自分を諭しました。

 

日本全国いつどこで起こるかわからない災害。あらためて防災用品の見直しをしました。特に〝なんとなく〟になっていたomochiに関する用品を点検したいとおもいます。

 

顔をゆがめず、穏やかに、和やかに。被災地でがんばっていらっしゃる人々に心を向けて過ごしていきたいです。