お互いに

 

日に日にomochiが元気になっています。

昼間は籠のなかにいるのをいやがるようになりました。覗くと体を持ち上げてこちらを見つめます。どうしても出たいとpipi啼きます。手を差し出すと片足でピョンと飛びのって手のひらで羽繕いしたり、餌を食べたり、周りを見回したり、うとうとしたり。ぐっすり眠っている時間も減りました。もう遊びたくて飛びたくて仕方ないのです。あとちょっとの辛抱と、omochiと自分にいいきかせます。

ここ何日かtochiはomochiを手にのせるのを拒んでいました。「omochiが手を噛むからいやだ」と。きらわれてしまったとおもっていたようです。

omochiが聲を出して啼くことも増えて、以前と同じようにtochiがその場をはなれようとしたときpiと啼きました。それがきっかけだったようにもおもいます。またomochiを手のひらで包んで「omochiかわいいー」といってくれました。

お互いが傷ついてしまった今回の事故ですが、乗り越えられそうで安心しました。もう二度とこんなことがあってはいけません。

 

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