お星さま

 

tochiの学校の勉強では、算数が図形の線対象に入っています。

〝線対象〟は中心線で等分したとき、線と点が重なる図形のことです。

みんなに遅れないように教科書を開いてみるといろいろな図形のなかにお星さまも描いてあります。〝これだ〟とおもい、身近なお星さまについて考えてみることにしました。

いまオイリュトミーの時間にtochiも五芒星を動いています。お星さまの頂点にそれぞれ五人立って、前を向いたまま同時に一辺を動きます。先に歩く人を抜かさないように。

オイリュトミーはできないのでtochiに両手をあげて両足を肩幅に開いてお星さまになってもらいました。そして「いつも動く方向を手でなぞってごらん」というとスンナリできました。こうして動いているうちに、はじめはいやいや教科書をひろげたtochiの様子が変わってにこにこ、楽しそうになりました。それからお星さまをよーくみて「なかに五角形があるね」「三角形も五個あるね」「線の交差がたくさんあるね」とみつけることもできました。

お星さま。

あらためてすてきな形だな、とおもいました。人はお星さまなのですね。