omochiの反抗期

 

鳥に反抗期があること、まったく知りませんでした。

ここ何週間か自分から掌に潜り込んでくるのに、必ず親指と人差し指の間の水かきをpakupaku噛むのです。シードを噛み砕けるほどの嘴です、痛い。鉛筆やお箸、指先など尖ったものに威嚇して怒るのは今にはじまったことではありませんが「kurururururu」の〝r〟 に凄みが増しました。

大怪我をさせてしまったので人を嫌いになってしまったのかと悩み、いろいろ調べました。

大人になる少し前、青春期から反抗期ははじまるそうです。omochiさんは生まれて半年。時期からみても間違いちがいありません。所有している文鳥の本には書かれていなっかたので本当に驚きました。

 

omociは小さい子と一緒だなあとおもう場面がたくさんあります。

本当は眠いのになかなか眠れなかったり、いなくなろうとする人を後追いしたり。何かよくないものに興味をもったとき、いつも遊んでいるものや好きなものを目の前に持っていくとそちらに気がそれます。息子もよくこうして気を反らせたものです。ちょうど2、3歳の子に近いと感じます。

 

人と鳥は分類学上違う生き物ですが〝声を頼りにコミュニケーションする〟という共通点によってとても仲良くなれるそうです。反抗期があるのも同じだなあとおもいます。鳥にも〝自我〟があるのですね。ますます興味深い生き物です。

omochiさんの反抗期はいつ終わるでしょうか。私は自分の思春期を思い返しながら、日々中学生の女の子に接するような気持ちです。

 

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