行き着いた真実

 夏休みの計画をたてはじめています。

omochiのおかげで鳥好きになったtochiと、以前テレビで観たふくろうカフェへ行ってみたいなとおもい、検索してみました。すると「ふくろうカフェの危ない実態」という記事があり、読んでみて愕然としました。

ふくろうたちは「リーシュ」という短い綱で止まり木に繋がれて飛ぶこともできず、頻繁に糞尿をしないよう水も充分に与えられていないというのです。また、単独行動の猛禽類が同じ部屋に何羽も入れられていること、夜行性のふくろうには照明が明るすぎる、耳が発達しているので騒音が溢れている、温度管理がなっていないなど、綴られていました。

その記事ではじめて「アニマルウェルフェア=動物福祉」という言葉を知りました。

すぐにおもい浮かんだのは、スイスやドイツでは小鳥を一羽で飼うことが禁止され、何羽かでないと飼育できないことです。本来群れで行動する小鳥が一羽でいることはストレスにつながり、健康を妨げるからです。

その動物特有の能力を壊さずストレスがかからないように飼育する、という点においては家畜も展示動物も愛玩動物も変わりはありません。

「ふくろうかわいかったなー、会ってみたいなー」から行き着いた真実。

私たち一人一人が責任をもって情報を集め、自分でしっかりと考えて決断する。そういう時代なのだとあらためておもいました。

 

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