まっすぐ立つ

 

シュタイナー教育を学んでいると出会う「まっすぐ立てる人を育てる」「まっすぐ立てることは大事」という言葉。

omochiをみていておもいます。〝まっすぐ立つことができる生き物は人間だけなのだな~〟と。鳥は頭は天井を向いていますが脚がちがいます。曲がってしまっているのです。人に近いお猿さんも頭は上を向いていますが背骨が曲がってしまっています。詳しくはわかりませんが、腰が上体をまっすぐ支えられないのかもしれません。

ではまっすぐ立つとはどういうことなのでしょうか。私なりに答えを探しました。

オイリュトミーの〝I,A,O〟をおもい浮かべます。

〝光の柱〟になって頭が天を、脚が地を向くと天と地と人が結ばれます。人が〝光の柱〟になり、まん中にまっすぐ立つと遠くはなれている天と地を結ぶことができます。でもこれは決して人間第一主義でもエゴイズムでもありません。むしろ私はいまひとりでここにいるのではなく、天地の力とともにいると感じることが何より大切なのです。

天と地と人のバランスがとれたとき私たち人間は自らのなかに、正しい意志、安らかな感情、光ある思考を生み出すことができるのではないでしょうか。

まだまだ勉強中のAnthoropothofy。これからこの考えも修正されていくかもしれません。

なかなか難しいことですがバランスの上手とれる人になりたいものです。せっかくまっすぐ立てる〝人〟に生まれたのですから。