やじろべえ

 

雨の日つづきのあとの夏日でした。

お日さまの光はよけいに眩しく、熱は不快なくらいです。

雨の日がつづくとやはり身も心もこもりがちになります。昔、そのことをある人に相談しました。

「晴れの日は元気でいられるけど、雨の日は落ち込みがちになってしまう」するとその人はいいました。「その揺れてしまうのも、人間らしくていいね」と。私は雨の日も元気でいられる気持ちの持ち方を相談したつもりだったので、答えにびっくりしました。その時の会話はいまでも折にふれ心に浮かんできます。

 

その人のようにやわらかく、多面的に物事をみることができたら楽しいことが増えそうです。

しっかりとした軸があれば揺れてしまっても大丈夫。揺れたりブレてしまうのは悪いことではなく、まん中に戻ることが大切。

やじろべえのように揺れながら自分の軸を探します。